おみこしの窓 〜バンドのあれこれ〜

音楽、バンドに関する様々なアレコレを書いています

ヨガに対する偏りすぎた偏見が拭えない

ヨガって結構ブームなんだなと思う機会が最近増えた。女性と話をしていると「ヨガ始めた!」って言ってくる人も多いし、うちの最寄りの駅前にもヨガスタジオがあるし。

 

偏りすぎた偏見だと理解はしているのだけれど、女性がヨガの話をしてくる時に私の頭に中にはどうしてもダルシムが浮かんで来てしまう。私にとってヨガとはダルシムで、ダルシムとはヨガなのだ。

 

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文字通り、浮かんで来てしまうダルシムさん。

 

ストリートファイター

私が幼少の頃に格闘ゲームと言えばこれだった。最強の格闘技とは何か?答えはストリートファイターの中にあると思っていた。作中には中国拳法、ムエタイ、プロレス等々、様々な格闘技を極めたキャラクター達が入り乱れ、拳を交える。

 

そんなゲームの中に登場するものだから、当時の私はダルシムの使う「ヨガ」も格闘技の一種なんだと勘違いをしていた。腕が伸びる。火を吹く。テレポーテーションをする。こう言った常軌を逸した技の数々は、全てヨガの奇跡によるものだとダルシムは言っていた。ヨガやばい。これが幼かった私の素直な感想だった。

 

大人になってからヨガでは腕が伸びないと知った時は衝撃を受けた。火を吹いたり、テレポーテーションもしない。そんなのはヨガじゃない!と声を大にして言いたかった。私のヨガ論は音を立てて崩れた。

 

ダルシムはヨガじゃなかった。 

頭ではそう理解をしても、イメージをなかなか拭えずにいる。未だに私の中ではヨガはダルシムで、ダルシムこそヨガなのだ。ストリートファイターで遊んだ事のある男性ならば、共感をして頂けるのではないかと勝手に思っている。

 

昨今は美容や健康に良いともされ、自宅で手軽に始められる事もあり、自分磨きの一環としてヨガを始める女性も多い。女性からしてみれば一種の女子力アピールにヨガがある。

 

しかし男性にとってはヨガとはダルシムなのだ。

 

故に女性がヨガの話をしている時に、男性の中では女子力ではなく彼女のダルシム力がドンドン上昇していく。熱中してヨガの話をしている女性を見ると、もしかしたらこの女性はダルシムかも知れないと考えてしまう。いや、この女性はダルシムだ。と断定している事もある。

 

ここまでヨガに対する認識に隔たりが深くなると、男女の間ではヨガの話は成立しない。例えば女性が「最近、ホットヨガを始めたの」と話をし始める。それを聞いていた男性は「へぇ、そうなんだ」と曖昧な返事をする。

 

ホットヨガは女性にとっては室温38℃、湿度65%で行うヨガの事だが、男性はそんな風に思ってはいない。「ヨガフレイム」の事だと考えている。いや、「ヨガファイアー」の事かもしれないと見聞を深める。

 

また、別の女性が「私はパワーヨガをやっているの」と話に割り込んでくる。それを聞いていた男性は「へぇ、そうなんだ」と曖昧な返事をする。

 

パワーヨガは女性にとっては筋力トレーニング要素に特化したヨガの事だが、男性はそんな風に思っていない。「ヨガスマッシュ」の事だと考えている。いや、「ヨガチョップ」か「ヨガドリルキック」の事かもしれないと見聞を深める。

 

そして二人の女性のヨガ談義は続く。二人はお互いをけん制しあい、如何に自分のほうがヨガであるかを力説する。女子力と女子力のぶつかり合いではない。男の目にはさながらダルシム VS ダルシム のストリートファイトのように映っている。ホットヨガを嗜む女性は遠距離から伸びる手足とヨガファイアを駆使して牽制する正統派ダルシムだ。かたやパワーヨガを嗜む女性はヨガテレポートで後ろに回りこんでからの近接戦を狙う変則型ダルシムだ。

 

男は思う。ダルシムは決して近接からコンボを決めるのに特化しているキャラではない。自分から攻めるよりも守りに徹して相手をけん制しながらジワジワとライフ削る正統派ダルシムの方に分があるはずだ。しかし、昨今はダルシムの近接技も侮れなくなっている。ヨガテレポートで上手く後ろをとれば、投げ技からのセットプレイもあり得る。この勝負、一時も目が離せない。果たして勝つのはどちらのダルシムなのか。

 

帰り際、「またね」と、ホットヨガを嗜んでいる方の女性が手を振ってきた。その姿に、勝利を手中に収めて手を振るダルシムの姿が重なった。勝ったのはどうやらホットヨガダルシムだったようだ。YOU WIN。彼女はNext Stageに向けて歩き出す。彼女のストリートファイトは、まだ始まったばかりだ。(あれ、何の話していたんだっけ。