おみこしの窓 〜バンドのあれこれ〜

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ミカンの中に猫が!タマから学ぶ食品への異物混入問題について

ニュースを見ていると度々、食品への異物混入が取り沙汰されている。コンビニのサラダにハエが!缶詰の中にプラスチック片が!とその事例は枚挙に暇がない。でもやっぱりミカンの中にネコが!のインパクトには勝てないなぁと思う。タマの事だ。

 

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ミカンからヘイヘイと出てきて踊りだすタマの図。

 

なぜ、異物混入はおきてしまうのか?原因は様々ではあるが、未然に防ぐためには最終的に厳しい人間の目で確認する以外の対策が難しいらしい。

 

食品業界の苦労が伺える。どんなに厳しくチェックしても、100% 異物混入を防ぐ事は事実上不可能に近い。そんな食品業界の苦労も知らずにタマはすぐにミカンに混入する。そして中から出て来て愉快に踊りだす。これは食品業界への宣戦布告とも捉えられるのではないだろうか。

 

食品への異物混入に関して、業界内では今最も力を入れて対策をしている問題である筈だ。しかし、ミカンへのタマ混入は後を絶たない。毎週日曜日には、軽快な音楽に合わせてキチンとタマは果物の中から出てくる。

 

しかも実は春夏秋冬毎に旬の果物に混入しているのだ。春はビワ、夏はメロン、秋は栗、そして冬がミカンだ。それを見て磯野家への果物出荷の担当者は悲鳴をあげる。またやられてしまったと。

 

タマは実に見事に厳しい監視の目をすり抜ける。一体どの様にしてミカンに混入しているのかはしらないが、厳しい監視の目を巧みにすり抜け、ステルス機能を有する高速強襲艇の如くタマはミカンへと混入する。

 

これは食品業界においては由々しき問題だ。もし万が一にでも、磯野家以外のご家庭においてミカンの中からタマが出てきたら大変な問題だと取り上げられかねない。

 

誤ってミカンごとタマを食べてしまった。口にした消費者は健康被害を訴え、ミカンを出荷した業者は何等かしらの処分を受ける。そう言った問題がいつ起こっても不思議ではないのだ。

 

そう言った様々な危険性を内包しているミカンへのタマ混入問題ではあるが、当のタマは一体なぜミカンへの混入にここまでこだわるのだろうか?

 

一見するとタマの行動は愉快犯のようにも捉えられる。ミカンの中に混入し、飛び出しては腰を振って踊る。そのような奇行に憑りつかれてしまった、憐れなネコだと解釈できなくもない。

 

しかし、やはり意味もなくこの様な行為を繰り返しているとは考えにくい。何十年も放送している長寿番組だ。そこまで長い期間欠かさず果物に混入をする事に、何かしらの強い意志を感じるのは私だけだろうか?

 

ここから先は私なりの考察を挟ませて頂く。タマのこの奇行は、テレビを見ているであろう誰かしらへ宛てたメッセージなのではないだろうか?では誰に宛てたメッセージなのか?考察を深めて見る。

 

タマのルーツは諸説あるが、最も有名なエピソードは迷いネコだったタマをワカメが拾ってきたというものだ。その頃のタマは子猫ではあったが赤ちゃんと言うほどではない年齢で、人懐っこい性格から元飼い猫だったのではないかと憶測がなされている。

 

昨今でも飼っていたペットの行方がわからなくなってしまうなんて事はよく起こり得る出来事だ。ペットと生き別れの様な状態になってしまった飼い主達に向けて、きっと何処かで自分の様に元気に生きていると伝えようとしての行動が、毎週欠かさず果物から出てきて踊りだす行為に繋がっているのではないだろうか。

 

かつて口減らしで川に捨てられた子供達が、もしかしたら何処かで元気に暮らしているのではないかと願う母親の思いが桃太郎を生み出した様に。

 

行方が分からなくなってしまったペットが、きっと自分の様に何処かで元気に暮らしている筈だと、ペットを失ってしまった人達にタマは伝えたいのかもしれない。

 

そう考えるとタマは何と思いやりに溢れた聡いネコなのだろう。今までミカンから飛び出てくる奇妙な猫としてしかタマを見ていなかった自分が恥ずかしい。

 

なんて所まで妄想を膨らませてたんだけど、どうやら元々はオープニングでサザエさんが旅した所の名産品から飛び出てくるって言うのが形骸化して、今の状態に落ち着いているらしい。サザエさんがオープニングで訪れた地域は観光客が如実に増える程の経済効果があるのだそうだ。

 

知ってしまえばなんて事はない。日本経済も私もどうやらタマに踊らされていたに過ぎなかった。

 

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そしてこの顔である。むきー