おみこしの窓 〜バンドのあれこれ〜

音楽、バンドに関する様々なアレコレを書いています

ゴールデンウィークの始まりを文鳥と過ごす

ゴールデンウィークですね。みなさん。私は今年は9.5連休を確保しました。もうかなり浮き足立っております。

 

ゴールデンウィークどう過ごそうか?何気なく彼女に相談したらせっかくだし旅行に行こうと言い出してきた。どうやら海外に行きたい様だが、私は難色を示した。海外はちょっと面倒くさい。

 

何より私はどちらかと言うと車で行ける範囲で行動したかった。と言うのもつい先日、車を購入したばかりなので運転がしたいのだ。そう言うと彼女はむくれてしまった。

 

前々から思っていたが、彼女は少しワガママだ。自分の意見が通らないとすぐにへそをまげる。まあそんな所も可愛いと私は思える。ワガママに振り回されるのも嫌いではない。仕方ないので今回は海外旅行に付き合うことにした。ハワイなんか良いんじゃないかねってあああああああああああああああああ

 

妄想が爆ぜ過ぎた。彼女とかいないし車なんて持ってません。9.5連休って事だけは本当です。ここ最近アラサーのくせに少女漫画ばかり読んでたから、体がスイーツ化して脳みそが熱暴走してました。今年のゴールデンウィークの1番の楽しみは筍狩りです。筍、いっぱい狩るぞ!

 

ゴールデンウィークは毎年、実家に戻ろうかどうしようかを直前まで悩んでしまう。この時期、地元に帰ると周囲はみんな彼女や嫁や子供を連れて帰郷してくる。

 

そこに来て私は飼っている文鳥を連れて帰ってくる。すると母親は「この時期はみんな彼女や嫁や子供を連れて帰ってくると言うのに、うちのお兄ちゃんは文鳥しか連れてこない」と悲しそうな顔をする。もうかれこれ4年間もそんな感じだ。

 

帰郷を躊躇する理由は他にもある。この時期はうちの文鳥は換羽(羽の生え変わり)に励んでいて、元気がないのだ。こう言う時期に外に連れ出すのはとても忍びない。ゴールデンウィークはお家でダラダラしたいなと、文鳥もブランコを漕ぎながら目で訴えかけてくる。

 

動物を飼い始めると、生活の中心がペットになってくる。無闇に外泊をしない様になるし、なるべく早く家に帰ってこようと言う習慣がつく。言うなればちょっとした新婚生活の様な状態だ。相手は鳥だけど。

 

うちの文鳥は4歳のメスなので、人間で言えば30〜40代辺りの年頃だと思う。肉欲が上がる時期なのかもしれないが、このところ発情期になるとうちの鳥は乱れに乱れまくる。

 

どうも観察している朝方にその内なる欲求のピークが来る様で、まだ布団で寝ている私に対して、甘い鳴き声で囁きかけてくる。

 

普段の鳴き声がピッ、ピッ、と言う感じなら、朝方はキュゥーン、クルルルル、キュゥーン、と言った鳴き声に変わる。

 

人間の言葉に訳すとピッ、ピッは「飯うめー」や「ブランコ楽しいいいい」だ。

 

対してキュゥーン、クルルルル、キュゥーンは「ねぇ起きてぇ。撫でてよぉ。私の尾翼撫でてよぉ。」みたいな感じだ。ブランコに乗りながら何やら官能的なポージングまでしている。

 

ケージから出して尾翼を撫でるといよいようちの愛鳥は内なる欲望を爆発させる。仕切りに尾を振り、ここでは書けない様なR-18指定の鳴き声をあげる。時間は朝方5時だ。

 

いっぱい撫でてあげたいが、発情期に撫で過ぎると無精卵を生んでしまうので、早々に切り上げてケージに戻す。

 

卵を産ませるのは体力を消耗し、体の小さな文鳥は最悪死んでしまう事もあるので避けねばならない。ケージの中で愛鳥が撫でて撫でてと催促をしてくるが、ここは心を鬼にして聞こえないふりをする。これも愛なんです。

 

そんな騒がしい発情期を過ぎて換羽期を迎えると途端に愛鳥は静かになる。ブランコの上で丸まりながら、何かを悟りきった様な澄んだ目で空を見つめている。

 

この時期になるとあんまり愛鳥は私に体を触らせてくれない。ケージを開けても知らんぷりだ。ようやく手に乗ってきたので触ろうとすると、キュルルルルルと嘴を尖らせて羽を逆だたせる。

 

人間の言葉に訳すとピッ、ピッは「飯うめー」や「ブランコ楽しいいいい」だ。キュゥーン、クルルルル、キュゥーンは「ねぇ起きてぇ。撫でてよぉ。私の尾翼撫でてよぉ。」だ。

 

対してキュルルルルルは「てめぇ気安く触ってんじゃねぇぞ。そんな気分じゃねぇんだよ。」みたいな感じだ。しばらくするとブランコに戻り、再び澄んだ目で空を見つめ始める。なかなか私と文鳥の生活はままならない。

 

そんなうちの愛鳥が変わらぬ愛を注ぎ続けているのがブランコだ。これは飼い始めた当初に私が友人と手づくりした物で、愛鳥の1番のお気に入りスポットになっている。

 

あまりに古くなってきたので以前に一度だけ新しく買ってきたブランコを与えたが、お気に召さなかった様で全く乗らない。たまに嘴で攻撃している程だったので、仕方なく何度も修理しながら手作りのブランコを使い続けている。

 

しかし私はそれを妙に嬉しく思う。ケージに止まり木に餌入れにと、様々な物を与え続けているが、やはり1番のお気に入りは私が作ったブランコなのだ。ういやつだ。

 

しばらくは少しワガママな彼女も、どうせ乗りはしない車も、私には必要ないのかもしれない。すこし怒りっぽい愛鳥を見ながら、そんな事を考えて過ごしている連休初日。ブランコの揺れる音に微睡みながら、穏やかなる日を過ごしている。

 

f:id:mnemomasa64:20180427114102j:image